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桃介さんのハナモモ×木曽ヒノキ灰でシルクの草木染

 オペラを創るだけではなく、貞奴生誕150周年をきっかけにいろいろな学びを得ることも、私たちにとっては大事なテーマです。

 7月31日(土)に、桃介さんがドイツの視察から持ち帰った三色の花の咲くハナモモの子孫の枝を使って草木染ワークショップを行いました。



 染める素材はシルクストールです。石川県小松市の(株)芦城さんより用立てていただきました。縁かがりがしてあるのでたいへんありがたく、シルクならではの独特の光沢が美しいです。

 貞奴さんは川上絹布株式会社を設立し、海外へも上質の絹織物を輸出していたそうで、女子工員には、45分働き15分休ませ、昼休みにはテニスをし、終業後には和裁、お茶、お花などを学ばせたといいます。後続の女優を育てただけでなく、女性教育にも尽力していたことがわかります。

 染料は、三色の花が咲くハナモモの枝を使いました。桃介さんが木曽での水力発電事業のためにドイツへ視察に行ったときに持ち帰った木の子孫にあたります。電力会社の方々が植樹に尽力され、今では各地に見られます。こちらの写真は貞照寺で5月に撮影したものです。

 今回使用した枝は、ご縁をいただき、中津川にお住いの元・関西電力の方より分けてもらい、それを岐阜大学教育学部教授で木彫家の河西栄二先生が細かく粉砕してくださいました。染色の先生にうかがうと、細かく粉砕された方がよく色素が抽出できるのだそうです。


 植物染料はそのままでは色素が定着しにくく、媒染という工程を行います。生地のタンパク質と染料とを化学的に結びつける役割を果たし、アルミや銅、鉄など、それぞれ違った色に染まります。今回は木灰によるアルカリ媒染を行いました。桃介さんの事業に反対運動を繰り広げた島崎広助(藤村の兄)にちなんで、木曽路は妻籠宿の脇本陣囲炉裏から木曽ヒノキの木灰を分けていただきました。



 できあがりはこちら。

 やさしい色に染めあがりました。


 休憩時間には、昭和8年の貞照寺入仏式の記録映画を鑑賞し、動く貞奴さんや当時の風俗、各務原市鵜沼の様子、木曽川下りなどを学ぶこともできました。


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