概略的な台本は半年前に出来上がっていましたが、部分部分の調整に時間がかかり、ようやく台本の印刷をかけることができました。
関係者限定です。大きさについては悩みましたが、B5のノートサイズが使いやすいだろうという結論になり、表紙を入れて52ページとなりました。
無線綴じの冊子(表紙カラー)になると手にするときの重みが、コピー台本とは大きく変わりますね。これから本格的に稽古が始まりますが、いよいよテンションも上がります。
写真のモデルは、福澤桃介役のバリトン歌手・岡部敬太郎さんです。
犬山市出身で、国立音楽大学を卒業後アメリカに留学し、ジュリアード音楽院やマンネス音楽大学で学びました。
また、、知る人ぞしるオペラ団体Amato Operaの専属ソリストとして「フィガロの結婚」のフィガロ役など30作品以上に出演しています。現在は、岐阜市にある鶯谷中学校、高等学校にて子どもたちに音楽を指導しています。
最初の青嵐編、完結編では川上音二郎役、令和元年のOpera貞奴では音二郎と桃介役の二役に挑戦しましたが、今回は、さらに難しい役どころの福澤桃介を演じ、歌いあげます。新型コロナ禍にあっても独自で研究し、役作りに余念がありません。作曲の菰田尚子先生の曲が大好きという岡部さん。ソリスト合わせを重ねるごとに声色まで変わってきていて、新たな桃介の魅力が生み出されてきています。
まだまだこれから。
どうぞお楽しみに。
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