7月25日に、総監督の井戸輝雄氏、演出の田中浩氏ほか一部関係者向けに、主だったソリストの中間披露会を行いました。
会場は、明治15年(1882年)頃完成、濃尾地震で倒壊後明治31年(1898年)に再建されたとされる舞台のみの芝居小屋「皆楽座」で、各務原市の重要有形民俗文化財でもあります。
演奏家たちは、市民オペラ「ドラマチック木曽川—Opera貞奴—」のチームドクターをしてくださっている「なかうずらクリニック」院長の後藤芳章先生による新型コロナウィルスの抗原検査を受けた上で、のびのびとアリアと二重唱曲を数曲ずつ歌い上げました。
結果は全員陰性。 右側のTが出ると陽性なのだそうです。右下の試薬はこれから受ける人のもので、CもTも出ていません(*^_^*)
こちらは、若き日の貞奴役の安藤風季さんと川上音二郎役の上田賢さん。 ピアノは縣友里恵さんで、作曲された菰田尚子先生ご自身が指揮をしています。
安藤風季さんは、2020年度のミスかかみがはら(ミスさくら)でもあります。第一幕は、女優として世界で活躍する貞奴さんを描きます。
そして、二幕はいよいよ桃介と貞奴の木曽川のドラマです。貞奴には当会代表の金光順子、福澤桃介役にはやはり第一作から連続出演の岡部敬太郎さんです。岡部さんは、アメリカでプラシド・ドミンゴと同じ先生についたこともあるバリトン歌手ですが、現在は鶯谷中学・高校で音楽を教えています。二幕は雰囲気ががらっと変わりますよ。
ちょうど、楽譜が製本化されてきました。表紙込みで152ページの背表紙つきのスコアです。関係者限定版。
でも、まだまだこれからきっと、舞台を創り上げていくなかで修正も入ってくることでしょう。楽しみです。
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